事業を取り巻く環境の予測不能な変化に対応して持続的に成長するため、DX(デジタルトランスフォーメーション)はあらゆる企業にとって必要になりつつある。医薬品や素材の メーカーも例外ではない。工場などにおける製造工程、品質管理、設備保全の効率化を推進し、そこから新たな価値やビジネスモデルを 生み出すべく多様なDXを推進している。 ただ、医薬品や素材の研究開発部門はデジタルの恩恵を生かし切れていない。実験の進捗(しんちょく)状況やその過程で生まれたアイデアなどを紙のノートに記録する他、実験 データも個人の Excel で管理しているなど、 研究チームや部門での情報共有に課題がある企業が散見される。 そうした中で、電子実験ノートを活用したDX を推進しているのが大手総合化学メー カーのカネカだ。研究開発活動に積極的に先端技術を取り入れ続けているカネカは、事業をより加速させる戦略をR2B(リサーチ to ビジネス)と定義。マーケットと顧客の視点に立った価値を追求し、独創的な技術開発によってオンリーワンで優れた素材を提供しようとしている。その取り組みの一つがダッソー・システムズの「BIOVIA Notebook」の導入だ。続きはこちらからご確認ください。