PLM クラウド移行の飛び石戦略

ダッソー・システムズの無料 eブック『PLM アプリケーションの小規模なサブセットを使用してクラウドへの第一歩を踏み出す方法』をダウンロードしてぜひご覧ください。

大きなメリットのための小さな一歩: 段階的なクラウド導入のための土台作り

クラウドへの移行は避けることができませんが、特に複雑でミッションクリティカルな PLM システムを持つ組織にとっては難題となる場合があります。長期的なクラウド導入の最初の一歩は、小さく目立たないものでなくてはなりませんが、何らかの形で生産バリュー・チェーンの一部となっている必要もあります。

「千里の道も一歩から」 — 老子

当社のお客様の多くは、組織のクリエイティブな部分からクラウドへの最初の小さな一歩を踏み出しています。具体的には、オンプレミスの PLM スイートと併せてクラウド上で実行できる非クリティカルなプロセスが一般的です。まずはシステムの全機能のわずか 5% 程度である小規模な機能サブセットからスタートし、残りのエコシステムはそのままの状態にします。

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「小さくスタート」とは

ダッソー・システムズは、1 人または小規模なチームがクラウド上で使用する独立したアプリケーション・バンドル(個別の「ロール」)を特定するお手伝いをします。一方、オンプレミスのソリューションについては完全にそのままの状態で保たれます。

以下は、当社のお客様が小規模なクラウド・トライアルとして活用された 3 通りのプロセスの事例です。

  1. 新しいアプリケーションまたはバージョンを評価する。
    ある大手自動車会社は、CATIA Electrical を試すことを希望していました。クラウド上でアプリケーションをテストすることで、IT 部門がオンプレミスでトライアルをインストールする必要がなくなり、設計者は迅速に意思決定を下すことができました。さらに、既存のアプリケーションの新しいバージョンをクラウド経由でプレビューして、アップグレードに必要な機能拡張や範囲をテストすることも可能です。

  2. マーケティング・チームに生産モデルを提供する。
    ある大手メーカーは、社内のマーケティング・ユーザーをクラウドに移行しました。現在、同社ではオンプレミスでのインストールからモデルをアップロードできるようになっています。また、クラウド上の 3DEXCITE を使用して個別にレンダリングを作成したり、地域間でコラボレーションしたり、成果物を効率的に作成したりすることもできます。 

  3. 付随的な事業を推進する。
    ある一次サプライヤーは、エンジニアリングから製造に至るプロセスをクラウドに実装することを検討していました。社内では、付随的なマーケット・セグメントにサービスを提供する独立部門が、新しいことに挑戦したいと希望していました。この非中核事業は、この組織がクラウドへ一歩を踏み出すために最適な候補となりました。

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ステップ・バイ・ステップ

クラウドベースの PLM システムには多くのメリットがあるものの、変化には困難が伴います。社内の抵抗は手ごわい障害になる場合があります。多くの場合、手詰まりな状態を解消するには飛び石戦略が効果的です。

まずは、生産の中断を回避するため、クリティカル・パスから離れた所で小さな機会を見つけます。その機会を利用して、クラウドでビジネスの価値を高める新しい方法を特定し、変更が必要なプロセスとそのまま維持できるプロセスを見極めることができます。

「ゆっくり着実に走れば競争に勝つ(急がばまわれ)」 — イソップ

着実な進化

この飛び石戦略は、テクノロジーが時代遅れとなって肥大していることを自覚している組織に最適であり、クラウド・コンピューティング環境が進化する中で生き残るための鍵となります。すぐさま移行する必要はありませんが、いずれにせよ移行は必要です。今こそ着手するときです。

最初の小さな一歩を見つける準備は整いましたか?

3DEXPERIENCE® プラットフォームのオンプレミス・インスタンスにクラウドベースのロールを追加する方法について、ぜひお問い合わせください。

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