高性能な3次元ソルバーによる 新しいリアルタイムシミュレーション

SIMULIA Simpack

現代の自動車には欠かせないメカトロニクス設計や、乗り心地・快適性といった定量評価の難しい感性的な評価には実機による作り込みが有効ですが、近年ではデジタル化の波に乗ってリアルタイムシミュレータを使ったバーチャル評価の導入が急速に進んでいます。リアルタイムシミュレータはADAS (自動運転) のような制御機能の作り込みにも有効であるため、この流れは将来的にも拡大していくと予想されます。最新レースゲームでの実写と見間違うほどのリアルな映像からは、シミュレータ技術が完成の域に達したような印象を受けます。しかし、1秒の現象を1秒以内で解くという「リアルタイム」の制約は現在でも非常に厳しく、エンジニアリング用途のシミュレータの多くでは再現性の落ちる簡易モデルを採用せざるを得なかったり、簡易化に多大な労力を要したりと、まだまだ多くの課題が残っています。

Simpackのソルバー技術を生かしたリアルタイムシミュレーション

SIMULIA Simpackは鉄道や自動車といった複雑な機構の運動を高精度に計算・解析するための3次元シミュレーションソフトウェアとして開発されました。以降、約30年の長きにわたって多種多様な機構設計の現場で活用されるとともに、常にソルバー技術を洗練させ続けてきました。このSimpackの高いソルバー技術はリアルタイムシミュレーションにおいても高いパフォーマンスを発揮します。そのため、特性マップ化などの簡略化を行わないモデルでもリアルタイム性を失うことなく計算が可能となり、従来とは一線を画す革新的なシミュレータの構築を可能にします。

Simulia Simpack > Image > Dassault Systèmes®

高自由度モデルの評価

サスペンションなど構造部品までモデル化可能であるため、ジオメトリ変更やサス・ブッシュ等の特性変更をその場でダイレクトにモデルへ反映させ、再度評価することが可能

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乗心地レベルの評価

1ミリ秒の計算刻みにより実現可能な、乗り心地に大きな影響を与える振動周波数である約100Hz付近までの振動をリアルタイムシミュレータで評価

車両運動の設計解析とシミュレータ計算を1つの共通モデルで検証可能

車両構造を含んだモデルのリアルタイムシミュレーションが可能であること、Simpackが設計の現場で活用されているエンジニアリングソフトウェアであること、これら2つが示す可能性は無限大です。まず同一のモデルで車両運動解析の検討とリアルタイムシミュレータの構築が可能です。それにより、設計の初期段階から幅広い検討による製品の作り込みが可能になります。またリアルタイム計算に耐えうる高速な解析モデルは、大量のパラメータスタディによる設計空間の精度の良い絞り込みやADASに向けた機械学習用のデータ作成に活用できます。またエンジニアリング用途のソフトウェアとして様々なレベルのモデリングに対し十分な実績があるため、将来的な計算機パワーの向上に応じて、より高精度なモデルをリアルタイムシミュレーションへ投入することが可能です。

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